大腸に小さなコブが出来るというだけの「大腸憩室症」があっても、症状がない限り治療の必要もなければ日常生活上の特別な制限もありません。また一度出来てしまった憩室は元には戻りませんし、憩室の発生を予防する方法もないようです。
重要なことはこの憩室に便を詰まらせ、「憩室炎」を発症させないようにすることです。一番の敵は便秘です。便秘にならないよう注意しなければなりません。そのためには食物繊維が多く含まれる食事の摂取を心がけるとともに、便秘をしないよう便通のコントロールを行うことが大切になります。
では憩室炎を発症させないための日常生活上の留意点を以下に挙げてみます。
すぐにお医者さんへ行きましょう
憩室がある人の10人に1人の割合で発症するとされている「憩室炎」。
憩室炎は強い腹痛や発熱を引き起こし、こじれると腹膜炎などの重篤な症状を引き起こすこともある病気です。
お腹が痛くなったら我慢をせずお医者さんに診てもらいましょう。我慢をしても何もいいことはありません。自分にとってもお医者さんにとっても。苦痛が増すだけでなく治療も複雑になり長引くだけということになります。
私も我慢をせずすぐ病院へ行っておけば入院しないですんだかもしれません。
憩室があるかないかは検査で判ります。予防のためにも一度は注腸検査もしくは大腸内視鏡検査をしておくほうがいいかもしれませんね。