欧米型の食生活を見直す
欧米型の食生活とは一言で言えば「肉食」です。現代人(特に都市部の人に多いようですが)の食生活は肉食中心になり、食物繊維の摂取量が減っているようです。食物繊維が少ない肉中心の食生活を続けていると腸に便が溜まりやすく、便秘の原因になるようです。まさに憩室炎の敵ですね。日本人の体質から考えると和食の方が腸との相性も良いそうです。和食には野菜のように食物繊維をたくさん含んでいるものが多く、水分を含むことによりカサを増し排便をスムーズにしてくれます。肉や脂は摂り過ぎないようにして、食物繊維の多い食品を意識して食事に取り入れるようにしましょう。
水分をたくさん摂る
水分の補給が少ないと便が硬くなってしまい、排便が困難になります。また上述の通り硬い便を無理やり排泄しようと力むことで新たに憩室を作ってしまいかねません。喉が渇いた、乾かないに関わらず意識して水分を取るようにしましょう。便を腸に残さないということはダイエットにも効果的ですよ。
消化しない物を食べない
昔はよくスイカの種を食べる(飲んでしまう?)と盲腸になるといわれました。しかしそれが原因で盲腸(虫垂炎)になったという人はまだ聞いたことがありませんが。とはいえ消化が良くないものを進んで食べる必要もないですよね。スイカやブドウの種のように憩室に詰まる可能性が高いものは極力食べないようにしたいですね。
便秘に全く無縁であり野菜もたくさん食べている私が唯一これが憩室炎に罹った原因かも、と思われるのが「イカリ豆」。そら豆を皮ごと揚げて塩を振ったものです。よくコンビニやスーパーのおつまみのコーナーに並べられていますよね。私はこれが好物でビールとともによく食べていました。豆そのものが悪いということはないと思いますが皮ごと食べていたのが良くないのでしょうね。揚げると皮がエビの殻のようになってしまいますからいかにも消化が悪そうです。これからは皮は除いて良く噛んで食べるようにしたいと思います。
食物繊維について
憩室症の予防に最も効果的な成分は食物繊維です。
食物繊維を多く含む食品としては、あずき、おから、納豆、アボカド、ひじき、ごぼう、枝豆などが挙げられます。これらの食品をバランス良くたくさん食べるようにしましょう。
関連記事:生活習慣を見直す