何も食べずに大腸を洗い流す
会社には有休届を提出済みなので、今日は検査だけに集中します。
腸の中を完全に洗い流します。排泄物、というか排水（？）がほぼ無色透明になるまで腸の中を綺麗にします。
内視鏡のカメラで覗いたら腸内は便まみれで何も見えなかった、なんてシャレになりませんからね。
病院から渡されたものがこれ。
「経口腸管洗浄剤 モビプレップ」
まず2リットルの水でこれを十分に溶かします。
上写真の矢印あたりまで水を入れたら、床に置いて上から全体的に押し付けます。
するとA剤とB剤が混ざって洗浄剤ができ上がっていきます。
溶けたらさらに水を入れていきます。
上写真の矢印あたりまで水が入ればOK。
いよいよ飲み始めます。
かなりゆっくり飲んでいかなければなりません。
コップ一杯（約180ミリリットル）を10分から15分かけて飲みます。
どんな味かな。恐るおそる一口飲んでみます。
まずっっっっ！
生ぬるいポカリスエットに塩を足して飲んだような感じ。
ポカリスエットみたいに冷えていればまだマシなんだろうけど。
そういえば看護師さんは「冷たい水で飲めば不味くないよ」って言ってたっけ。
でも「冷たい水だと溶けにくいよ」とも言ってたし。
どっちやねん。
口直しにジュースでも飲もうか。アカンでしょうね。
一応「注意事項」を読んでみます。
| 飲んでもよい水分 | 水（ミネラルウォーター可）、お茶（煎茶、番茶、ウーロン茶、麦茶、紅茶（但し砂糖、ミルクは不可）、など |
|---|---|
| 飲んではいけない水分 | スポーツ飲料水、乳製飲料（牛乳、飲むヨーグルト）、ジュース類、アルコール類、砂糖や固形物が入っている飲料、など |
やっぱりね。アカンもんはアカン。
肛門がまるで蛇口のように
不味いけど仕方ありません。少しずつ飲み続けます。
コップに5、6杯（だいたい1リットル）飲んだ時点で水を500ミリリットル飲みます。
これもゆっくりとね。
どんだけ飲むねんって感じ。すでに1.5リットル飲んでいます。
ビールで言えば中ジョッキ3杯くらいか。それやったら普段飲んでるか。。。
ここでトイレに行きます。
ど、ど、どうしたことでしょう（ビフォー＆アフター風）
まるで肛門が蛇口になったかのように肛門から水が流れ出します。
まさに「洗浄」という言葉がぴったりと当てはまります。
肝心の色はといえば。。。
うーん、薄めの番茶の色って感じ。
（汚くてすみません）
もう少し飲み続けないと。
同じようにゆっくりと2、3杯飲んだところでもう一度トイレへ。
完全な無色透明とまではいきませんが、ほぼOKかな。
さて、準備完了。
いざ病院へ。
